種類 本格麦焼酎
度数 25%
地域 福岡県筑後市
メーカー 西吉田酒造
味わい
柔らかく、まろやか骨太でしっかりした味わい。
麦の甘みもあり角がなく滑らかな印象です。
ロックやソーダ割りがおすすめです。
メーカーHPでは5:5のお湯割りがおすすめで紹介されております。
特徴
①麦と麦黒麴
滑らかさはおそらく麦+麦麹から来ているのかもしれません。
日本酒だけでなく麦や芋焼酎においても米麹を使用しているものも多くあります。
そんな中2つの原料を合わせることで引っ掛かりがなくより滑らかになっており、
この力強さは黒麹から来ていると考えられます。
焼酎を選ぶ際にはラベルで確認してみてはいかがでしょうか。
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②5年貯蔵の原酒とブレンド
5年貯蔵した原酒とブレンドすることが丸みやコク、深みが出て
滑らかに感じられ、飲みやすくなっているのではないとか考えます。
熟成原酒とブレンドすることで
バランスやコクを出す例は醸造酒ならワインでも見受けられます。
水源は矢部川水系から利用される水で鮎釣りの名所。
鮎が生息できる程水質が良いのでしょう。
商品名の「つくし」の由来は筑紫国から来ており、
ラインナップには「白」もあり、飲み比べると興味深いかもしれません。
黒麹とは
黒麹とは麹菌の一つで、主に沖高温多湿な南九州や沖縄で使われています。
発酵工程で使用され、
黒麹はクエン酸を多く発生させ、醪(もろみ)の酸度を上げることで
高温多湿な環境下での腐敗を防ぐことができ、必要不可欠なものとなっています。
力強さやどっしりとした味わいになるのも大きな特徴です。
麴は他に白麹、黄麹があります。
白麹は黒麴と同様にクエン酸を多く発生させるため、同じく高温多湿な環境下で不可欠です。
味わいは軽快になる傾向があります。
黄麹は主に日本酒に使用され、白黒とは違いクエン酸を発生させない。
温度と衛生管理ができればフルーティーな香りが特徴となります。
甲類と乙類の分類
焼酎に使用する蒸留機、アルコール度数によって分類の定義がされています。
ラベルに記載され目にするのは別名の方が多く、馴染みがある方もおられるかと思います。
今回のつくしのように「焼酎乙類」よりも「本格焼酎」という表記が多い印象です。
蒸留方法からみても
乙類はコクが出て飲みごたえを感じられ、
甲類はそのクリアな味わいから酎ハイなど割り材で楽しめるのが特徴です。
名称 | 別名 | 定義 |
連続式蒸留焼酎 | 焼酎甲類 | 連続式蒸留機で蒸留させ、アルコール度36%未満にしたもの |
単式蒸留焼酎 | 焼酎乙類(本格焼酎) | 単式蒸留機で蒸留させ、アルコール度45%以下にしたもの |
参考文献:焼酎の基 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)
参照用HP
メーカーHPはこちら→http://nishiyoshida.jp/product/product01/
焼酎についてもっと知りたい方はFBOやSSIのHPを参照ください。
NPO法人FBOのHPはこちら→https://www.fbo.or.jp/
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)のHPはこちら→https://ssi-w.com/
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