種類 Hazy IPA
度数 6.7%
地域 アメリカ オレゴン州
メーカー Rogue Ales & Spirits
特記事項 IBU 54
味わい
外観は濁りが強い。
グレープフルーツ、マンゴーの香りがあり、飲むと麦の風味を感じられます。
IPAなのでホップが通常のビールより多く苦みが強いのですが、
わかりやすく直接感じる苦味というよりは
深いところで苦味を感じさせるような苦味でした。滲み出る苦味というのが適切かもしれません。
一方で麦由来かほんのり感じる甘味でバランスが保たれており、
そこが通常のIPAと違う点ではないかと思います。
後味はその深めの苦味が残ります。
Hazy IPAはIPAの種類の一つで濁っていることからHazyという名前がついています。
ホワイトビールの原料となる小麦、小麦麦芽を使用していることで濁りが強くなっています。
3つの特徴
①軟水の地
バーボンの仕込み水は中硬水が多いのですが、
アメリカ西海岸は軟水の地でビールに適しています。
スタイルにもよりますが、今回のIPAのようにホップを利かせる場合は
ミネラルが少ない軟水の方が雑味が出にくいと言われております。
②麦類のオーガニック栽培
ローグでは無農薬にこだわり麦類を自社栽培しております。
こだわった麦類から麦のクリーミーさが味わいに出ていると考えられます。
オーガニックはブルワリーや業界においても一つのキーワードとなっています。
③3種のホップ
ホップにはモザイク、エルドラド、ベルマの3種を用いて生産されております。
IPAでよく使う品種とベースがホワイトビール(小麦含有)であることから
ホワイトビールでも使用され相性の良いホップを使い、
トロピカルフルーツの香りを引き立てています。
ホップの生産が多いことも影響しているのか
オレゴン州ポートランド市内は今やブルワリー数70以上と世界一となっています。
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IBUとは
IBU=International Bitterness Unitsの略で国際苦味単位のこと。
ビールの苦味を測る単位で、数値が高い程苦くなります。
あくまで数値化したものなので個人差はありますが、
ビールを選ぶ際の基準にすることができます。
ちなみに日本国内大手が製造するビールのIBUは20前後で
A社のスーパードライはIBU16と言われております。
今回のビールのIBUは54です。※ラベル、メーカーHPに表記有り
IBUの測定方法にご興味のある方は下記リンクをご参照ください。
https://yonasato.com/column/beer_ibu
参照用HP
メーカーHPはこちら→https://www.rogue.com/beers/batsquatch
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ローグ バッツカッチ ヘイジーIPA 6.7/355 [152910]
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