ルミエール プレステージ オランジェ/Lumiere Prestige Class Orange
種類 オレンジワイン
度数 11%
地域 山梨県笛吹市
メーカー ルミエール
特記事項 品種:甲州100%, ヴィンテージ:2020年
味わい
やさしい味わいで口当たりもすごく柔らか。
度数11%で高くなく、心地よい酸味が広がります。
白ワインの甲州と比べてオレンジワインの方がコクを感じました。
和食や餃子などと相性抜群です。
ぜひまた飲みたい、夏におすすめのワインです。
オレンジワインが初めての方は
このワインから始めると広げていきやすいのではないかと思います。
ルミエールについて
1885年に山梨県で誕生し、大正時代には宮内庁御用達でもあった由緒正しきワイナリー。
1874年に山梨で初めて本格的なワイン造りが始まったことからも
県内でも歴史あるワイナリーの一つと言えます。
ワイン造りの始まりとともに山梨県勝沼町においては
ワインが浸透していき、1926年には319軒、1939年には3,694軒のワイナリーがありました。
2021年8月現在は85軒で、ワイナリー数、生産量ともに日本一となっています。
今回のワインについて
ロンドンで開催されたコンテストで下記受賞しています。
- 2018年 International Wine Challenge 銀賞
- 2018年 Decanter World Wine Award 銅賞
※受賞分はいずれも2016年ヴィンテージ
ブドウ品種:甲州とは
白ブドウ品種の一つで日本を代表する固有品種です。
ドイツに植えられている箇所が一か所だけあるようですが、、、
それはさておき
日本で初めての本格的なワインは「甲州」を使って生産されました。
現在でもワイン用ブドウにおいて生産量1位です。 ※2020年度データにおいて
2010年には国際ぶどう・ぶどう酒機構のリストにワイン用ブドウとしてリストに掲載され
国際品種へと名を連ねました。
またDNA鑑定からヨーロッパや中東系以外に中国系野生種のDNAも発見され、
何百年、何千年とかけて日本へ伝わってきたのではないかと考えられています。
「甲州」は樹勢が強く、耐病性が有ります。
日本の気候で栽培するにあたり、一番懸念されるのが湿度です。
湿度が高いことでカビの発生を促してしまうため、
耐病性の有る品種でなければ病害のリスクが高まってしまいます。
果皮が厚いのでオレンジワインにする際、
果汁に果皮を漬け込む効果は多品種に比べると大きくなるのかもしれません。
オレンジワインとは
白ブドウの果皮を漬け込んで生産したワインのこと。
白ブドウから造られる白ワインは通常、果皮を漬け込む工程はありません。
果汁に果皮を漬け込むことで、
果皮からの成分や色素が果汁に移りオレンジ色となります。
黒ブドウを使う赤ワインでは行われておりますが、
言うなれば白ブドウを使って、赤ワインの工程で生産したワインとも言えます。
すごくシンプルにすると下表のようになります。
絞る前に果汁に果皮を漬け込む工程の有無が一つの判断基準となります。
※例外もあり、すべてに当てはまるわけではありません。
果皮の漬け込み | ワインの種類 | |
黒ブドウ | あり | 赤ワイン |
---|---|---|
なし | ロゼワイン | |
白ブドウ | あり | オレンジワイン |
なし | 白ワイン |
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参照用HP
メーカーHPはこちら→https://www.lumiere.jp/wine
販売元HPはこちらエノテカ→https://www.enoteca.co.jp/item/detail/NS1700162