味わい
カラメルやバターのような樽由来の香りだけでなく原料のアガベの香りも感じます。
テキーラの原料であるアガベの香りが熟成してなお
樽の香りと同居しているようなイメージです。
ウイスキーやコニャック、ブランデーがお好きな方にもおすすめです。
樽で熟成されているので親しみを感じてもらいやすいのではないかと思います。
カサノブレ アニェホの特徴
①3回蒸溜
たいていのテキーラは単式蒸留器で2回蒸溜ですが、カサノブレでは3回蒸溜しています。
3回蒸溜は手間がかかりますが、
その分酒質がよりクリアになり高品質でアロマティックな特徴を生み出していると考えられます。
②フレンチオーク新樽
アニェホの場合1年熟成が多い中、カサノブレは2年熟成でリリースしています。
※熟成段階「アニェホ」については下記テキーラの分類をご参照ください。
テキーラに限らずウイスキーも含めて
熟成時はバーボンやアメリカンウイスキーの使用後の樽を使うケースがほとんどですが、
カサノブレはフレンチオークの新樽で熟成させます。
アメリカンウイスキーで使用される樽材のアメリカンオークに比べて
フレンチオークは木の成分の移行が簡単に言えば穏やかです。
テキーラ本来の風香とのバランスを考えて熟成させているのかもしれません。
カルロス=サンタナはブランドオーナーの一人です。
テキーラとは
メキシコの指定5州※で生育されたブルーアガベを使用し、生産された蒸溜酒。
※ハリスコ、ナヤリ、ミチョアカン、グアナファト、タマウリパス州
シャンパンやシェリー、カヴァと同様に原産地呼称として保護されており、
同じブルーアガベでも指定地域外で生育したものを使用すればテキーラとは名乗ることができません。
テキーラ規制委員会(CRT)によって、熟成樽のテイスティングに関しても厳しく管理されています。
他蒸留酒との違い
他の蒸溜酒との大きな違いは原料の生育期間の長さです。
テキーラの原料であるブルーアガベは平均でも7年前後で収穫されます。
他蒸溜酒のウイスキー、ブランデー、ラム、焼酎に至るまで
原料の収穫にここまで期間を要すものはありません。
だからこそ
グラスを傾けながらゆっくり楽しんで頂きたい、そんなお酒です。
テキーラの分類
名称 | 熟成期間 |
ブランコ Blanco | 0~2カ月未満 |
ホーベン Joven | ブランコに他の分類を合わせたもの |
レポサド Reposado | 2カ月~1年未満 |
アニェホ Anejo | 1~3年未満 |
エクストラアネホ Extra Anejo | 3年以上 |
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参照用HP
メーカーHPはこちら→https://www.crt.org.mx/index.php/en/el-tequila-2/clasificacion
アガベ畑や熟成庫が動画で流れています。現地の雰囲気を感じ少し訪問した気分になれます。
CRT(テキーラ規制委員会)HP→https://www.crt.org.mx/index.php/en/
「テキーラ情報サイト」テキーラジャーナルHP→https://tequilajournal.jp/
テキーラについてもっと詳しく知りたい方は上記ページをご参照ください。